第44回日本呼吸器外科学会学術集会

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会長挨拶

第44回日本呼吸器外科学会学術集会
開催にあたって

第44回日本呼吸器外科学会学術集会
会長 岡田 守人
(広島大学 腫瘍外科 教授)

このたび、第44回日本呼吸器外科学会学術集会を2027年5月13日(木)・14日(金)の両日、ホテルグランヴィア広島を主会場として広島市にて開催させていただく運びとなりました。1984年の第1回開催以来、本学術集会は今回で44回目を迎えます。中国地方では初めての開催となり、私ども教室員ならびに同門・同窓の者にとりましても大きな喜びであり、誇りに感じております。
呼吸器外科領域は現在、かつてない大きな変革期にあります。2022年には、日本主導で実施された大規模臨床試験 JCOG0802/WJOG4607L の成果が、世界的医学誌「The Lancet」に掲載され、早期肺がんに対する標準術式が肺葉切除から区域切除へと国際的に再定義されました。この試験は、呼吸器外科の歴史を塗り替える画期的な成果として高く評価されています。
さらに近年、低侵襲手術の急速な進歩により、胸腔鏡手術のみならずロボット支援手術の標準化が進展しています。また進行がんの治療においては、免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬を組み合わせた周術期薬物療法の導入により、個別化医療の新たな時代が訪れています。これらの治療戦略は、臓器機能の温存を重視し、患者により優しい医療の実現を目指すものです。 本学術集会では、「超一流の向こう側へ ―LESS IS MORE 機能温存の追求―」をテーマに掲げ、これからの呼吸器外科が進むべき方向性について多角的に議論し、未来への指針を共有する場としたいと考えております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。ともに Next Stage を切り拓き、活力ある医療と学術コミュニティの未来を創造し、新たな呼吸器外科学を世界へ発信してまいりましょう。

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